
ボーナス支給日がそろそろなんだけど、気にせず退職代行を利用していいのかな?
こんな悩みを解決します。
この記事を読むと、こんなことがわかります。
- トラブルなくボーナスをもらって退職する方法
- 自分のメンタル含めて、どのタイミングで退職代行を利用するべきか
結論を先にお伝えしますと【ボーナス受給後に労働組合or弁護士法人の退職代行を利用して辞める】ことをおすすめします。
ただしボーナスにこだわりすぎず、ご自身のメンタルの状態を考えて早めに退職するのもありだと思います。

私は、仕事から離れるタイミングを見誤りメンタルを病んでしまいました。
病んでしまうとコスパが悪いです。
この記事を読んで、最適な退職タイミングを見つけていただけたら嬉しいです。
\忖度(そんたく)してません/
/質の悪い退職代行はトラブルの元です\
ボーナス(賞与)支給日はいつか

ボーナス(賞与)は、会社によってルールは異なりますが一般的には下記の通りです。
- 夏のボーナス
- 冬のボーナス
- 決算賞与
決算賞与とは、企業がその年度の業績に応じて支給する「臨時ボーナス」です。
ボーナス支給日の目安
企業や自治体によって多少ずれますが、ボーナス支給日の目安は下記の通りです。
一般企業 | 公務員 | |
夏ボーナス | 7月5~15日 | 6月30日 |
冬ボーナス | 12月5~15日 | 12月10日 |
決算賞与 | 3月or年末 (決算日から1か月以内) | なし |
自分のボーナス支給日の調べ方
ボーナス支給日を調べる方法は3つあります。
- 就業規則を確認する
- 昨年の支給日を通帳で確認する
- 人事・総務部門の人に確認する
就業規則を確認する
就業規則にボーナスの支給日に関する記載があります。
ただし、会社によっては支給する月しか決めておらず、「何日」に支給するか書かれていないケースもあるようです。

私は大きい会社にいたのですが、規則の数が多すぎて調べるのが大変でした。メンタルが弱っているときに、会社で調べものはキツイというのが正直なところです。
昨年の支給日を通帳で確認する
基本的にボーナスの支給日は、同じです。
そのため昨年の通帳を確認すれば、支給予定日がわかります。
人事・総務部門の人に確認する
もしも、人事・総務部門に仲の良い人がいたら聞いてみるのが確実です。

昨年の支給日を確認するのが、一番手軽ですね。
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ボーナスの支給条件は?

ボーナスの支給条件は会社独自で決めていますが、一般的には下記の通りです。
- 一定期間働いている
- ボーナス支給日に在職している
一定期間働いている
ボーナスの査定機関は「夏ボーナス:10~3月・冬ボーナス:4~9月」であり、これら期間に働いている場合に支給されます。
それより短い場合でも減額して支給してくれる会社も多いでしょう。
ボーナス支給日に在職している
ボーナス支給日の前に、退職日を設定してしまうとボーナスを受け取れません。
なお、退職前の有給休暇消化中は在職中の扱いです。
参考記事:賞与支給日に在籍しない従業員の賞与は払わなければいけませんか? | ビジネスQ&A | J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]
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ボーナス支給日のあとに退職代行を利用すべき理由

理由は2つあります。
- ボーナスは法律で決まっている義務ではなく、会社の就業規則に従う
- ボーナス支給後に退職予定の社員には、減額が認められている
法律事務所の記事を参考にさせていただいています。
ボーナスの仕組みについて、さらに詳しく知りたい方は、リンク先をご確認ください。
→ボーナスは退職した社員にも支払わなければいけない?会社で定める「就業規則」次第では支払い義務が発生することもある | たきざわ法律事務所
ボーナスは法律で決まっている義務ではなく、会社の就業規則に従う
会社の就業規則に従うため、ボーナスについて記載していなければ、払うも払わないも会社の自由です。
一方で、ボーナスについての記載があれば、記載内容通りに支払う義務があります。

気になる方は、ご自身の会社の就業規則を確認してみましょう。
特に、就業規則にボーナスを定めていない場合は、偉い人の一声で「ボーナスなし」にできるんです。
ボーナス支給後に退職予定の社員には、減額が認められている
退職代行使えば … 俺と先輩ボーナス日前に退職届出したら露骨に他の奴よりボーナスの額減らされてたぞ だからボーナス貰った後に言った方がいい。
5ちゃんねる/2ちゃんねる掲示板全文検索 (zzzsearch.com)
就業規則にボーナス支給が書かれていても、退職予定の社員のボーナスは減らされている事例はあります。
ボーナスは、会社の業績に応じた「労働者の成果への還元」と「労働者の将来への投資」の観点で支給されます。
したがって「退職予定=将来への投資にならない」ために、減額が認められます。
ただし、あまりにも著しい減額は認められておらず、2割程度の減額が一般的とされています。

おそらく、2割以上の減額を指示する会社もあります。こうした場合は、退職代行の交渉で改善できる可能性が高いです。
下記twitterのように、金銭的にはボーナス支給後に退職代行を利用する方が良いです。
今週耐えたら締め日で
— 仕事やめる決意したDHの? (@sea_Clara13) November 14, 2021
来週には給料日で
その次の週には辞める月突入で
その次の週にはボーナス貰って(予定)
その次の週には退職代行使う!
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ボーナス受給日のあとの退職代行でも注意すべき点

「ボーナス支給後に、すぐ退職したら返還しなければならない」と就業規則を定めている会社があります。
ですが、ボーナス返還を求める就業規則は禁止されているので、従う必要はありません。

とはいえ法律無視であったり、中小企業の担当者がそもそもわかっていない場合もあります。

私の会社に、ボーナス支給後1か月以内に退職したら返還しろ
って就業規則があったよ。

個人vs会社だと泣き寝入りになるリスクが高いですね。私の奥さんは、あるべき支給額をもらえずに退職させられそうになってました。

労働基準監督署とかと協力すれば、私でも戦えるかな?

自分で戦う気合があれば公的機関に相談すればOKです!
「揉めるのがイヤだよ」という方は退職代行にすべてを対応してもらうのもありですね。
退職代行を依頼する場合は、会社と交渉できる「労働組合」あるいは「弁護士法人」を選んでください。
退職代行の選び方については下記の記事を活用いただければと思います。
\筆者推薦:労働組合が運営する退職代行/
ボーナスをもらってから退職代行を使うのは非常識なのか?


ボーナスもらってから退職代行使うなんて、ありえないのかな?

そんなことはないので大丈夫ですよ。
退職代行を使う使わないに関わらず、ボーナスを一つの区切りとして辞める人は多いです。
ボーナスは「労働者の成果への還元(これまでの働き)」と「労働者の将来への投資」の観点で支給されます。
ボーナスの中身の比率としてはおおよそ、8:2であり、これまでの働きに対する還元の割合が多いんです。
これまで働いてお疲れ様代として、受け取ってから辞めて普通です。
\忖度(そんたく)してません/
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ボーナスにこだわりすぎて、心身を壊してはいけない

お金も大事ですが、心身も大事です。

私は、仕事から離れるタイミングを見誤りメンタルを病んでしまいました。
病んでしまうとコスパが悪いです。
ボーナスをあきらめて、ストレスの根源である仕事からなるべく早く離れるのも、一つの選択肢です。
ボーナスをもらうまで頑張るか悩んでいる人も多いです。
ここまで来たらボーナス貰ってから辞めたいけど、ボーナスまで待てないというか、もう持たない
— ぼんじり@20卒 師走に退職代行 (@w4Mq506efwsMIyu) November 8, 2021
明日にでも辞めたいという葛藤
すでにメンタルがボロボロだよ、という方は下記の記事を参考にしてください。
→どこまでメンタルがやばくなったら、心療内科に行くべき?
\忖度(そんたく)してません/
/質の悪い退職代行はトラブルの元です\
ボーナス支給日より前に退職代行を利用した場合どうなるのか

ボーナス支給日より前に、退職代行を利用して退職を伝えた場合、下記の通りになります。
- ボーナス支給日が退職日より前なら、ボーナスをもらえる
- 退職日のあとにボーナス支給日があるなら、ボーナスはもらえない
なお、ボーナスがもらえる場合も、減額されることは覚悟しておくと良いでしょう。

うちのワンマン社長だと、ボーナス全額なしとかになりそうだよ。

一般的に、退職予定者のボーナスは2割減と言われています。それ以上の減額は、退職代行が交渉してくれるはずです。
ただし会社との交渉をするためには、どの退職代行を選ぶかが重要になります。
タイトル | 民間業者の 退職代行 | 労働組合の 退職代行 | 弁護士の 退職代行 |
退職手続サポート | 〇 | 〇 | 〇 |
会社との交渉 | × | 〇 | 〇 |
料金相場 | 1~5万円 | 3万円 | 5万円+オプション |
おすすめ度 | トラブルリスク高 | バランス良い | 安心したい人向け |
民間業者の退職代行は、会社と交渉できないのでおすすめしません。
会社から、有休消化やボーナス支給額の交渉ごとになったら「あなた自身」が会社とやり取りする必要があります。
会社と交渉できる「労働組合」か「弁護士法人」をおすすめします。
ただし、弁護士法人は交渉事で得られたお金の2割を成功報酬として抜かれるため、かなり高額になります。
そのため、「労働組合」の退職代行をおすすめします。

うーん、なんだか急に難しくなった。
弁護士の方が安心なような。

弁護士だと、過剰スペックだと私は考えています、料金も場合によってはトータル数十万円かかります。
実績を積んで退職代行のノウハウをもった労働組合を選択すれば大丈夫です。

うーん、、、でもー。。。

退職代行なんて頼んだことないし、不安ですよね。
退職代行を調査した記事を下に載せておくので、参考にしてみてください。
退職代行の選び方については下記の記事を活用いただければと思います。
\筆者推薦:労働組合が運営する退職代行/
どのタイミングで退職代行を利用するか|選択肢とそれぞれの手順


いろいろ情報があったけど、結局どうしたらいいか分かんなくなっちゃった。

安心してください、結局のところ選択肢は下の3つです。
手順を解説するので、その通りやれば問題ないですよ。
- ボーナス支給日のあとに、退職代行を使って辞める
- 退職代行を使って辞める意志を伝える。ボーナスは退職代行に交渉してもらう
- ボーナスをあきらめて、退職代行を利用して辞める
手順を解説|①ボーナス支給日のあとに、退職代行を使って辞めるケース
気力が残っている人に、おすすめの方法です。
手順は下記の通り
- 退職代行へ相談する
- ボーナス支給日を確認する
- ボーナス支給日まで退職のことを伝えず働く
- ボーナス支給を確認
- 退職代行に退職の意志を伝えてもらう
1. 退職代行へ相談する
ボーナス支給後に、退職代行へ相談してもよいですが、早めの相談がおすすめです。
早めに相談すれば、退職までの作戦を一緒に考えてくれます。

退職に向けてどう動いたらいいか一人じゃ不安だから、
一緒に考えてくれる人がいたら、助かる!

予備知識として自分で情報収集するのも大事ですが、調べるもの大変ですよね。
退職代行会社選びはこちらの記事を活用してください。
→退職代行は怪しい会社が多い・ネットは会社に忖度している情報ばかり|本音で解説します!
\筆者推薦:労働組合が運営する退職代行/
2. ボーナス支給日を確認する
一番手っ取り早いのは、去年の支給日を確認することです。
3. ボーナス支給日まで退職のことを伝えずに働く
退職予定者のボーナスは減額が認められているので、注意しましょう。
4. ボーナス支給を確認
ボーナス支給日は、会社側のトラブルで前後する場合があります。
実際に、入金を確認すると確実です。
5. 退職代行に退職の意志を伝えてもらう
ボーナス支給を確認できたら、退職代行に再度連絡して退職を進めましょう。
手順を解説| ②退職代行を利用して辞める意志を伝える。ボーナスは退職代行に交渉してもらう
ボーナス支給日まで働くのは厳しいけれど、支給日が近い人のケースです。
やることは下記の通りです。
- 退職代行へ相談する
- ボーナス支給日を確認する
- 退職代行に退職の意志を伝えてもらう
まずは、早急に退職代行に相談しましょう。

相談までは無料で出来るので、信頼できそうかな?と様子見がてら、不安なことを相談してみてもよいですね。
\忖度(そんたく)してません/
/質の悪い退職代行はトラブルの元です\
手順を解説| ③ボーナスをあきらめて、退職代行を利用して辞める

メンタルを壊した経験者としては、ボーナスにこだわりすぎなくてもいいかなと思います。無理せず、世間体を気にせず、気持ちが一番楽になる選択をしてほしいです。
やることは、退職代行に相談してみることだけです。
【まとめ】ボーナス支給日のあとに退職代行を使うべし

【ボーナス受給後に労働組合or弁護士法人の退職代行を利用して辞める】ことをおすすめします。
ただし、ボーナスにこだわりすぎず、ご自身のメンタルの状態を考えて早めに退職するのもありだと思います。
\忖度(そんたく)してません/
/質の悪い退職代行はトラブルの元です\
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